訪問介護は、要介護者が自宅で介護を受ける事を言い、一般的には数十分から2時間程度の範囲内で介助サービスを受ける事ができます。代表的な介助サービスは、調理・食事介助・入浴・洗濯・買い物といった作業があって、介護度に応じたサービスが利用可能です。
訪問介護で働くには、事業所にスタッフ登録をしておく必要がありますが、正職員・パートタイム・派遣社員といった働き方ができるので、お子様がいる場合は、短時間勤務であるパートタイムの働き方がおすすめです。介護スタッフとして働くための資格は、介護福祉士・介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー二級）などが必須条件になっているので、興味がある場合は、これらの資格を専門学校・民間の資格学校で学んで取得しておく必要があります。
事業所によっては無資格でも働く事が可能ですが、家事経験や介護経験があると採用されやすく、無資格でチャレンジしたい場合はそれらの経験をアピールする事が大切です。なお、在職中に介護資格取得をした場合は、祝い金や資格取得補助金などを貰えるケースもある事から、キャリアアップしたい方は積極的に活用してみましょう。
訪問介護は、短時間で多くの家事と介助をする必要があるので、効率的に動ける人材が重宝されます。特に、冷蔵庫や家に置いてある食材を使った調理に関しては、3品前後を作る必要がある事から、幅広い料理知識がある事や、サービスを受ける人の好み（味付けや加工方法）を知っていると利用者に喜ばれます。